LOGINシリウス星系 ワープゲート建設予定地
「おーい。コネクターの接合はどうなってる」
「すべて正常につながってるぞ」
「そうかフレームの方はどうだ」
「問題ない」
「フレームを動かすぞ注意しろ」
私の名前はミズモ・ラン海洋連合所属の准尉だね。今はシリウス星系外縁で対バグ戦闘に備えての橋頭保確保のために、輸送艦隊を迅速に運ぶためのワープゲートの建設が行われている。
そこで私はその護衛としてモビルスーツに乗って工兵隊の護衛をしているのである。
帝国軍、海洋連合軍人がお互いに協力して作業をしてるという光景は地球圏では見ることはないがここでは常な光景であったりする。
個人的にはモビルスーツも作業に従事させればとも思うけれどサイズ的にでかすぎてということでAT隊の皆さんが工兵として作業を行っているのである。
それからしばらくして交代が来たので私は母艦であるガンビアベイに戻り格納庫の所定の位置にモビルスーツを固定させる。
「お疲れ様です。どうでした」
整備兵の質問に私は答える。
「ん。今のところ敵の襲来もなく確実に建設は進んでるわね。作業進捗予定通りという感じかな」
「そうですか機材の方はどうです」
「特に問題は無いね。一応チェックリストをまとめておいたのであとはよろしくお願いね」
「わかりました」
そんな感じで私はモビルスーツコックピットのハッチを開けて機体から降りる。
そしていつも通り今回の出撃の報告書をまとめて指揮所に提出し本日の業務が完了となり、いつもの通りに腹を満たすべく食堂へむかうと帝国軍の士官様が配膳口に並んでいたのである。
「あら、帝国軍士官が珍しいですね。ここは兵員食堂ですがって。オスカー大佐なぜここに」
「簡単だ。兵隊の食するものも我ら士官が食う献立どのような違いがあるのか否かを知りたかっただけだ」
彼の問いに私は答える。
「そうですか。少なくても連合では兵隊も士官も食べている献立は変わりませんよ。まあ、配給される器が違いますが、普段の航行中や戦闘時の配給食は兵隊も士官も変わらないですね。それに士官と兵隊で献立が違っていたら、兵站というか主計課の皆さんも余計な手間でしょうに」
「そうか。その辺は合理的ともいえるな。だが、この船の食事はとても美味である」
「そうですか。それ料理長の鳳鳴さんが聞いたら喜ぶよ。彼女元豪華客船でチーフコックをしてたそうだけど今ではこの船の料理長をだしね」
と言いつつ私とオスカー大佐はいつも通りの食事をすることになる。
その日の献立は肉じゃが、ごはん、味噌汁、香の物という献立であった。
そんな感じで食事をする私たちだけど、隣にまた一人帝国の士官様がトレーを持ってきていた。
「隣良いかな」
「ええ。どうぞ。あら、随分ときれいな金髪碧眼のイケメンさんじゃあないですか、私は海洋連合軍所属ミズモラン准尉です。食事中でしたので欠礼はお詫びします」
「む、私の名前はラインハルト・フォン・ミューゼル准将である」
「そうですか。ではなぜ帝国の将軍様が連合のそれも兵員食堂でお食事をしようとしてるのか気になりますね」
「それはオスカー大佐たちが連合の船に足しげく通っているという事実を聞いてそれを確かめようとしたのだ。しかしながらこの食堂のごはんはうまいな」
「これでもだいぶ改善されたのですよ。昔はもっとひどかったのですが、今は軍直轄部隊なのでしっかりとした食材が入ってきてますからね。まあ、生鮮食品の補給もありますが、食材の大半は食品合成装置による合成食糧や乾燥粉末食料ですがそれをおいしい料理にする調理スタッフのすごさですよ。もっとも私は一兵卒なので士官様の苦労は知りませんがね。下っ端の私から言えば腹いっぱいご飯をたべさせてくれるならばどのような命令にもですよ」
オスカー大佐が言う。
「確かにそれはごもっともな意見であるな。その兵站こそが戦闘のすべてである。実際の戦場も段取り8分作戦2分ともいえますので」
「なるほど。民を飢えさせないようにするのが我ら貴族の役目かフロイラインミズモ。いやミズモ准尉。敬にあえて楽しかった。ここの食事はとても美味であった。ではいくぞオスカー」
「御意」
そして去ろうとする二人に対して言う。
「ちょっと待った。ここでは食べた食器を返却口に戻すのがルールなのでルール順守願いますか」
「そうだったな。すまなかった」
そういうと彼らはきれいに食べ終わったトレーをもって返却口へと食器を戻して、食堂を後にしていた。
私も食べ終わって同じように食器を片付けて居住区画に戻る。
戻ったところで次なる業務に向けて休息をとる。
それから数時間後艦内に非常警報が鳴り響くそれを聞いた私は即座に着替えて詰め所に向かう。どうやら敵の襲来を察知したのでモビルスーツ隊は迎撃せよとのことである。
私は即座にパイロットスーツに着替えてヘルメットを装着バイザーを下ろして生命維持装置の作動を確認しバイザーを上げる。可能な限りエアの消費を抑えておくのが重要であるからだ。
そしてハンガーでは整備兵が大慌てで武器の安全装置の解除を行ったりしてる。
私は乗機に乗り込み流れるように発進手順をこなす。すべて問題なしそして私はいつものように迎撃任務に従事することになるのであるが今回の敵はかなり厄介だったわね。
それから数時間後・・・
「どうにか撃退は完了するも武器と推進系は全てお釈迦。通信系はどうにか生きていて非常救難信号を発信中。で、あたしの方は左足がお釈迦かとりあえず止血帯をしてどうにか失血死は防いでるが、コックピット内部の空気の残量は非常用含めて48時間。それまでに助かるのか否かだな」
で、その結果だけど私はどうにか助かったわね。まあ、帝国側の回収船に拾われてそのまま帝国の医療船で治療を受けた。とりあえず命は助かったといえるわね。
で、連合の方に移送されて改めて治療を受けることになったけれど、結局軍医から軍務続行不可能という診断を受けて私は後送となったわね。
まあ、私が負傷した襲撃後敵襲もなく一大拠点となるステーションが完成となり私は完成した際の最初の補給船団の復路の船にて地球へと帰ることになった。
「ミズモ少尉。そのなんだ。君の活躍でこの拠点は完成した。礼をいいたい」
とまあ、ラインハルト少将から敬礼されたので私も杖をもっていながら返礼をしたわね。
とりあえず除隊となるけれど、手足はついてるのが幸いだしね。もっとも、左足はほとんど動かない状態の女性となってこれからの身の振り方を考えていると、マインシュタイン大佐からトンデモナイ提案を貰ったのよねぇ。
それは数日前の話になるけれどここに記すよ。
「軍務続行不可能か・・・まあ、傷痍軍人手当と戦傷除隊ということで年金は加算された金額もらえるとはいえ、軍人しかやったことがない人間が娑婆でどう生きるかなんだよなぁ」
「フロイラインミズモ。貴殿の身の振り方であるが良ければ私のところに来てもらいたい。むろん君が子供を作れぬという事実もあるがその辺は人工子宮などでどうにでもなる。それは問題ない。正直に言えば私も君と共に生きたいと思うようになったそれは紛れもない事実だ」
それを聞いた私は答える。
「それってつまり私と結婚してくれという事かしら」
「そう思ってくれればよろしいがどうかね」
「そう。私の答えは帝国言語でいえばヤボールよ。まあ、片足がだめになった石女でよければだけどね。あたしはあなたと共に歩むわ。正直に言うと帝国の貴族のところならば食い扶持と衣食住も確保できるから是非ともお願いするわ」
「さすが、その辺はしっかりとしている女性だ。だがそれでこそ我伴侶にふさわしい」
という感じで除隊後の食い扶持も確保できたということになるわね。
で、数日後私は後送となったわね。その時はマインシュタイン大佐もまた地球圏に移動ということで同じ輸送船で地球にむかうことになったわね。
地球に降り立った私は軍にて軍務続行不可能という軍医の診断書と共に正式な除隊手続きを行って除隊することになったよ。
除隊後私は傷痍軍人としての手続きを軍の事務所で申請書を記入し提出したわ。そして、わがダーリンであるマインシュタイン大佐は大使館付駐在武官に任命され、大洋連合の日本地区での生活となると聞いて大いに私はおどろいたわね。
まあ、そんな感じで私は彼の元に入籍という形で無事に結婚となったわね。
その後に関してだけど、私は例の戦女神計画にて遺伝子提供はしたけれどそれ以上のことには関与してないわね。結婚してから数か月後にまさか生理が復活して医者に尋ねてみるとどうやら子宮が再生しているという診断を受けた時は大いに驚いたよ。
種明かしをするならば、どうやら損傷した左足の神経、筋肉再生のために注入した再生医療用ナノマシンが機能不全を起こしていた子宮などを修繕したというのが真相のようだね。
まあ、それを聞いた夫も大いに喜んであたしたちハッスルしたわね。
まあ、その結果5男8女の子供をこさえることになったわね。
まあ、それには夫の同僚のオスカー大佐やラインハルト将軍も『ドライアイス製のナイフも豊饒の女神の前では無力であったか』とかいわれたよ。
まあ、そんな感じで今私はとても幸せである。
終
あとがき
本編はこのエピソードをもって完結といたします。不定期になりますが番外編をいくつか書こうと思いますのでお楽しみに
「いらっしゃいませ。ってラン。あんたいつ地球に戻って来たの」「外宇宙の拠点構築任務でケガして軍務続行不可能となってね。それで負傷除隊ということになったよ。まあ、懲罰部隊といえども負傷除隊はその限りではないしね。沙織も元気そうでなによりだよ」「そうね。ってランあんた結婚したんだ」沙織があたしの左手の薬指にはめられている指輪を見て訪ねてくる。「そうだよ。相手は帝国の将校さんとね」「そっか。ランあんたも幸せを掴めてよかったよ。今日はご飯をたべに来たの」「それもあるけれど旦那においしい店を教えておこうと思ってね。で、いきなりだけど今夜予約とれるかしら」「それはまあ、大丈夫よ」「ありがとね」という感じでお昼のピークタイムが終わって一息ついていた時に、以前店に来たランから今夜店に来るから予約したいとのことだったわね。で、その日の夜。予約時間5分前に彼女は旦那を連れて店に来たわね。まあ、ディナータイムに来てコース料理を食べてくれたわ。で、店がバータイムに入ってひと段落下ころ私はランの元に向かったわ。「如何でしたか本日のお料理は」「うむ。とても美味であった。シンプルな料理だがそれ故にとても美味であった。ところで女将でいいのかな。私はフリッツフォンマインシュタインである。となりは妻のランであるがフロイライン。君の名前をぜひ」「あ、私ですか私はタケベサオリと言います。ランとは戦友でした。ランとは違う部隊でしたが何度かランと同じ戦場に立っていましたので」「そうか。君はどの兵科にいたのかね」「空間機動歩兵をしてました。まあ、私も何度か実戦は経験しましたが、隊長が気を利かせてくれたのか上等兵になってからは木星の補給ステーション警備任務がメインでしたので」「そうか。フロイラインタケベ。君の料理は実に美味だった。ディナータイムには間に合わぬかもしれんがバータイムに私たちは来よう。お酒も料理も実に絶品だったでは失礼する」彼はそうして店を去ったわ。で、この後がとても大変だった。本当にあの人はガチで帝国の将校さんだったらしく、同期や部下を連れてきてくれたわ。私の方も金髪イケメンの将軍様に求婚されて結婚することになったわね。まあ、お店の方はケイにのれん分けということになるわね。
シリウス星系 ワープゲート建設予定地「おーい。コネクターの接合はどうなってる」「すべて正常につながってるぞ」「そうかフレームの方はどうだ」「問題ない」「フレームを動かすぞ注意しろ」私の名前はミズモ・ラン海洋連合所属の准尉だね。今はシリウス星系外縁で対バグ戦闘に備えての橋頭保確保のために、輸送艦隊を迅速に運ぶためのワープゲートの建設が行われている。そこで私はその護衛としてモビルスーツに乗って工兵隊の護衛をしているのである。帝国軍、海洋連合軍人がお互いに協力して作業をしてるという光景は地球圏では見ることはないがここでは常な光景であったりする。個人的にはモビルスーツも作業に従事させればとも思うけれどサイズ的にでかすぎてということでAT隊の皆さんが工兵として作業を行っているのである。それからしばらくして交代が来たので私は母艦であるガンビアベイに戻り格納庫の所定の位置にモビルスーツを固定させる。「お疲れ様です。どうでした」整備兵の質問に私は答える。「ん。今のところ敵の襲来もなく確実に建設は進んでるわね。作業進捗予定通りという感じかな」「そうですか機材の方はどうです」「特に問題は無いね。一応チェックリストをまとめておいたのであとはよろしくお願いね」「わかりました」そんな感じで私はモビルスーツコックピットのハッチを開けて機体から降りる。そしていつも通り今回の出撃の報告書をまとめて指揮所に提出し本日の業務が完了となり、いつもの通りに腹を満たすべく食堂へむかうと帝国軍の士官様が配膳口に並んでいたのである。「あら、帝国軍士官が珍しいですね。ここは兵員食堂ですがって。オスカー大佐なぜここに」「簡単だ。兵隊の食するものも我ら士官が食う献立どのような違いがあるのか否かを知りたかっただけだ」彼の問いに私は答える。「そうですか。少なくても連合では兵隊も士官も食べている献立は変わりませんよ。まあ、配給される器が違いますが、普段の航行中や戦闘時の配給食は兵隊も士官も変わらないですね。それに士官と兵隊で献立が違っていたら、兵站というか主計課の皆さんも余計な手間でしょうに」「そうか。その辺は合理的ともいえるな。だが、この船の食事はとても美味である」「そうですか。それ料理長の鳳鳴さんが聞いたら喜ぶよ。彼女元豪華客船でチーフコックをしてたそうだけど今ではこの
私の名前はミズモ・ラン海洋連合軍准尉であり、総撃墜数500以上のエースだったりする。まあ、元は戦闘工兵として数多くの激戦を生き延びた歴戦の戦士ともいえるね。まあ、ある意味火消し部隊で生き延びた故の撃墜数ともいえるけれどそれはともかく。私達ガンビアベイ隊はとうとうオールトの雲に橋頭保を確保することに成功し海洋連合と帝国サイドと共同作戦というか宇宙に関してはお互いに政治的なことはあるにしろ、バグという共通の敵がいるので、共に手を取ってことに当たらねば埒が明かないということで同盟というか共同戦線という形になったのである。そして私が所属している母艦ガンビアベイがその戦いの最前線を任されることになったのである。まあ、わが方は戦闘部隊はともかく艦船特に艦長クラスの佐官、士官不足であったが、帝国サイドから多数の士官が私たちの所にやってきたのである。どうやら帝国の方は艦船不足だったようだ。その為、帝国でも有名な提督がガンビアベイに乗り込むということでいろいろとすり合わせが大変だったけれどまあ、私自身は現場の1兵士としての立ち位置であったりするのでその大変さを傍目で見ながら現場の格納庫で機材の整備や調整をしていたりしてたのである。で、ガンビアベイが旗艦となって帝国艦隊と海洋連合の合同艦隊というがまあ、双方ともに掃きだめというか兵士としては超一流だけど性格、素行不良な連中ばかりが集まった部隊になったね。参謀と司令官としてマインシュタイン大佐とオスカー大佐の指揮でやることになったね。あ、そうそうシーマ中佐は例によって第三戦傷で後送されてしまったよ。あの様子では時間の問題だったね。そんなこんなでいよいよ外宇宙へいくことになるのであるが、休憩所で一休みしてるとマインシュタイン大佐が私に話しかけてきた。「いよいよ。人類は太陽系から離れることになる作戦上はシリウス星系に拠点を設けるというがどうかね」という質問に私は答える。「そうですね。一つだけ言えるのは船がやられれば我々は救援もなく野垂れ死にということになるということですね。一度敵の襲撃を受けて本船も航行不能状態にされたこともありましたからね。まあ、その時はまだ太陽系内だったので味方の艦隊と合流できてどうにかなったけれど今回は補給艦や自走ドック艦が後方にいるとはいえ、そのサービス艦隊がやられたら我々の進撃は不可能ということ
私の名前はミズモ・ラン。今私はオールトの雲で太陽系を離脱するための橋頭保確保のために敵バグの掃討作戦を従事してる。どうやら地球サイドでは帝国と連合との共同戦線というか一致団結して敵バグと戦うという事になったそうだ。まあ、逆を言えば主義主張でのいざこざをやってる場合じゃあないという事になるわけだな。まあ、そんな政治的なことがあったとしても私たちの周りではほとんど変わりはなかったね。で、数週間後。我々はオールトの雲に橋頭保の成立に成功した私達は軍上層部から補給を受けて新たなフィールドに転戦することにあったね。いよいよ太陽系を越えて外宇宙という場所に進出するそうだ。そしてワープゲートを作るために私達エクセリオン大隊は威力偵察とワープゲート建設のための工兵隊の護衛という任務が与えられたね。当然私たちMS隊は威力偵察を担当になるわな。そしていつもの兵員食堂にて。「美鈴の作る飯はとても美味しい。以前の部隊では考えられんよ。まあ、この船の施設もすごいのだろうけれどね。合成食料とはいえここまで美味しく作れるのはすごいよ。美鈴。あんた兵隊稼業やめても料理人で食っていけれるほどの腕前だぜ。この料理の数々だけでもすごいよ」と私は晩飯の料理にぱくついていると高槻たちも同じことを言っていた。「ほんとそうだぜ。以前いた船の飯と比べたら本当に比べ物にならんぜ」とまあ、そんな感じでAT隊とMS隊の皆が仲良く船の厨房で作られた料理を食べているころ・・・帝国軍グリーゼ230ワープステーション「シュタイン大佐。スマン。貴殿を脱出させたかったが最早脱出させる船はすべてやられてしまった」「そうですか。ですが、貴方の責任ではありませんので、ところでオフレッサー大将殿援軍の方は如何でしょうか」「うむ。全軍に援軍要請はしているとはいえこの最前線で包囲されている状況だ援軍は厳しいことになるだろうな。貴殿のような参謀様をこのような場所で死なせてしまうのは惜しいが・・・」「ならば、散るにしてもせいぜい意地汚く生き延びて見せましょう」「うむ。そうだな。刀折れ矢尽きるまで帝国軍人として誇りある振る舞いをしようではないか。これが人ならば降伏もあり得るが相手が人ではないならばだしな」「ですな」と、まあそんな会話をして最後の抵抗をしようと算段をしてるところに一人の通信兵が血相を変えてやってきた。
冥王星を離脱した艦隊は先行偵察として我々のガンビアベイたちが先行偵察を行うことになり本隊からりだつしたのである。先の戦いで敵の攻撃を受けていた船を救援しそこでシーマ中佐以下3名を救助することに成功し、彼女はガンビアベイの艦長となってもらうことになったわね。そして生き延びたタカツキ少尉とヒダカ軍曹、コシミズ准尉の3人も私たちの部隊に組み込まれたわね。私たちの方も先の戦闘というか部下たちが第三種戦傷となって後送されたからね。まあ、先のアルビオン隊の隊長だったバニング大尉と仲が良かったカチューシャとノンナも妊娠が発覚したので後送となったわ。人の生き死にが多い職場故に子供ができるのはある意味うれしいけれどね。という事でその補充としてタカツキ達がMSパイロットであったので促成だけど機材の慣熟訓練を行いつつですね。そして数日間みっちりと慣熟訓練を行った私たちは第二種戦闘配備として作戦待機所で待機してた。まあ、そこには飲料と軽食の自販機がありパイロットたちはそこで思い思いに待機してた。「ランだったな。あんた見たところかなりの修羅場を潜り抜けた歴戦の戦士とお見受けするがどうなのだ」とタカツキから尋ねられたので私は答える。「少尉。そうですね。元々は私は戦闘工兵としてカロンにある敵ハイブ爆破作戦などに従事しておりました。損害も大多数で作戦終了時には50人以上いた仲間が数名だけが生き延びたという有様というのをさんざん見てきました。で、とあることで上官を半殺しにして懲罰部隊に送られてそこでは工兵の仕事はなくATもなかったのでMS操縦徽章を持っていたのでMSパイロットとして、部隊を戦っておりました。実は宇宙空間戦闘は殆ど経験なく、前の部隊で急襲されたときに迎撃したのが最初でありました。ですが、艦隊は壊滅的な損害を受け母艦であった初代ガンビアベイも航行不可能となりその時に味方の艦隊に合流できたのでどうにか応急修理を受けて木星圏のドックでですね。まあ、結局修理不可能と判断され今乗ってるこの船は二代目となります」私の答えに彼らは言う。「そうか。すさまじいな。ならばお前だけは生き延びさせてやるからな」「そうっす。こんな美女を死なせたら寝覚めが悪いっす」「ですね。あ。自分はヒダカ伍長であります。タカツキ少尉のペアを組んでました。このような美女が入るのは個人的にはうれしいで
私の名前はミズモ・ラン。海洋連合軍に所属する准尉となるね。元は曹長まで出世していたけれど、上官反抗というか上官を半殺しにしたことで二等兵に格下げされた上で懲罰部隊に配属されたわ。懲罰部隊はでは荒くれ者で有名なAT乗り達の集まりだったわね。そのメンバー達も皆良い奴らだったよ。あたしが戦闘工兵で数々の激戦区を生き延び、ハイブ爆破などに従事したと私が言うと皆驚いていたわね。まあ、はっきり言えば戦闘工兵の装備品であるウォードレスというやつは硬式宇宙服に倍力装置を取り付けただけの代物だしね。で、武装は7,62mmカービン銃に各種爆薬類という装備だったわね。で、一番損害が多く墓場に一番近い部署ともいえる場所になるわね。そんな部署で生き延びたと言えば皆驚くのも無理ないわね。で、懲罰部隊である独立部隊で私はMSに乗れといわれた。そこでは火消しや威力偵察、強襲などあらゆる任務をこなしたわね。だけどその部隊も壊滅し、再び再編成され再び宇宙艦隊に配属されたわね。まあ、独立部隊というのは変わらないけれどね。そして、再びガンビアベイは新たに生まれ変わったわね。まあ、木星圏で新式エンジンと新規戦略兵器実験艦が運用終了し解体を待っていたところを隊長がスクラップとして引き取ったそうね。で、エンジンが死んでいた大型巡洋艦とそのエンジンと新型戦略兵器をつみこみ、MSが16機運用可能な強襲揚陸艦として生まれ変わったわね。なんでも戦略兵器として波動粒子爆縮砲となる戦略兵器もあるがエネルギーを食いすぎるとか動けなくなるという欠点があるため本当の決戦兵器という事らしい。一応恒星間航行可能な船でもあるが太陽系外までは母船に収容されていくということだそうだ。で、私の部隊は先行偵察を命じられたわね。あ、そうそう、アルビオンも同じく強襲揚陸艦として運用するそうね。まあ、あそこの艦長のヘンケン大佐という人物は色恋沙汰には疎いようだけどね。なんでも同部隊の女性パイロットに一途で何かとアプローチしてるそうだね。とまあ、そんな感じで私は出撃しサブフライトシステムに乗ってモビルスーツでの先行偵察に従事した。で、そこで敵のバグにやられている船を発見しそれを報告し、掩護せよとの命令を受けたので私たちは即座に戦いに参加することになった。ま、結果は救助は間に合わず襲撃を受けた部隊は壊滅的な損害を受けていたけ